イタリア留学すると決めたときに、出発までにやるべき事をリストアップした。しかし未だ果たされていないことがあった。あとで、あとで、と延ばし延ばしにしていた項目、それは「歯の治療-親知らずを抜くこと」である。
先日、僕は重大なことに気づいてしまった。1月いっぱいで退社するということは、1月いっぱいで健康保険が切り替わるということである。なんか切り替えをまたぐとめんどくさそうだ。だがあと2週間しかない。2週間で下2本の親知らずを抜くことはできるのだろうか?わからないが1日でも早く歯医者にいくべきだろう。ということで重い腰をあげたのである。
歯科を訪れ、来意を告げ、事情を説明すると・・・。
「1月中に何とかしましょう。」
おぉ、頼もしい。
「じゃあ今日は右下の歯を抜きましょう。」
え!来ていきなり抜くの!?仕事が早いな。望むところだ。
前に述べたが、僕の親知らずは完全に真横を向いており全部歯茎に埋まっている。そのため抜歯の手順は、歯茎を切り開き、歯を砕いて取り出し、縫合、抜糸、となる。
まず麻酔。そして、目隠しをされあとはひたすら大きく口を開けるのみ、だ。痛くはないが音と感触はある。まず歯茎を切られる感触。口の中に血が流れる感触。血が全然だめな僕はすでに怖い。
あとは音。
キュイーン…
ガリガリ…
ン…(歯科医がふんばる息づかい)
バキッ…
これの繰り返しだ。最初は順調な感じだったが、だんだん「バキッ」っが聞こえなくなる。どうやら難航しているようだ。
…(中略)…
もう治療がはじまってから1時間はたっただろうか。一向に終わる気配がない。
いったい今どのくらいまで進んでいるのだろうか?
あとどのくらいで終わるのだろう?
ずっと口を開けっ放しのうえ、唇を引っ張られ続けているものだから、あごと唇がものすごく痛くなってきた。早く終わってくれ、とひたすら耐える。
さらに30分経過。
もうあごが死にそうに痛い。相変わらず治療は難航しているようだ。心なしか麻酔の効きも弱くなってきたようである。あとどのくらいで治療が終わるのかわからないし、不安になってきた。
もうさらに30分経過。まだ終わらない(泣)
だがあと一息らしい。最後の歯のカケラ~片方の歯の根~が曲がっているため、なかなか抜けないようだ。力いっぱい引っ張られる。痛い。でも早く終わって欲しい気持ちのほうが強い。我慢するから早く抜いてー!
………
………
………抜けた(´□`。)
最後に縫合。止血のためのガーゼを噛まされる。1時間はそのまま噛んでいてくれとのこと。
長い戦いだった。しかし、まだ左の奥歯が残っている。次はすんなり抜けてくれー。
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僕&歯科医 vs 親知らず(右下)
○ - × (2時間15分 一本勝ち)
Next Match
vs 親知らず(左下) coming soon...
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